娘が見たいと言うので、今朝は早起きして博多祇園山笠のフィナーレ『追い山笠』へ。
完璧な博多っ子ではないし、見に行かない年もいっぱいあったけど。。。
でも、大好きなんです。この神聖な空気感が。。。
毎年この季節、法被姿のベテラン舁き手さんたちを目撃するとちょっとキュンときたりして(^ε^)
5〜6年前、川端商店街のなかのパン屋さんに2年ほど勤めていたことがありまして。。。
山笠の近くになると、商店街のなかで様々な行事が行われている場面に遭遇して、神聖な気持ちになったものです。
飾り山の「山台」を組み立てるところから。。。
日に日に出来上がっていく様子に胸がはずみ。。。
やがてお人形が飾られ、通勤途中にその生き生きとしたお顔と目が合うとドキッとしたりして。。。
標題を木の板に筆で書きこむ様子も、とても神聖な儀式のよう。
朝早くから、飾り山にお神酒を捧げていたり。。。
ひとつひとつの山笠には、ご神体が奉納されているんですよね。
本当に神の気配が感じられる雰囲気。
7月1日から15日までは、ほんのりお神酒の香りが立ち込め、その辺り一帯に、ピンと背筋をのばしたくなるような清い緊張感が漂うのです。
数ある飾り山のなかでも、この川端商店街に飾られる上川端通流の山が一番大きくて立派なんですよね。
毎年感動なのです
本当に、人形一体一体に命が吹き込まれているみたい。。。
7月1日の注連下し〜ご神入れ〜当番町お汐井とりから始まって、9日全流お汐井とり、10日流舁き、11日朝山笠〜他流舁き、12日追い山笠ならし、13日集団山見せ、14日流舁きという行事を経て、いよいよ本番、15日の追い山笠へ。
〜追い山笠〜
大太鼓の合図とともに一番山笠から順に「櫛田入り」。その後、境内を出て旧博多部に設けられた約5kmの「追い山笠コース」を須崎町の廻り止め(ゴール)を目指して懸命に舁く。「櫛田入り」「コース」ともに所要時間を計測する。櫛田神社の能舞台では午前6時から荒ぶる神様に捧げる鎮めの能が演じられる。(博多祇園山笠公式ホームページより)
毎年トリを飾るのは、唯一の飾り山、上川端通流。
他は七つの流れの舁き山が毎年順番に一番を務めていきます。
今年は、一番から八番まで土井流〜大黒流〜東流〜中洲流〜西流〜千代流〜恵比寿流〜上川端通流の順番です。
さて、感動の瞬間が近づく。
たくさんの人出で道の両側は人だかり、最初はざわざわして、ちょっと殺気立った空気も交じっているのですが、本番の4:59が近づき、「5分前」。。。「3分前」と、ピリッと高揚するようなアナウンスが響き渡ると、みるみるその場が静まり返っていきます。
舁き手さんたちの気合いと熱気、そして一点に集中した邪念のない清らかな緊張感が、その場に集まった全員に伝わっていくのです。
櫛田神社周辺一帯がそんな神聖な波動に包まれるのです。
やがて、その静けさを破るように太鼓の音が鳴り響き、白熱した拍手の中、一番山笠が本体をキラキラ輝かせながら櫛田神社入り。
手拭いをとって歌い上げる『祝いめでた』がしーんと静まり返った町内に、聴衆の手拍子とともに響き渡る。。。
そして!
ますます高まる熱気と緊張感のなか、櫛田神社から颯爽と飛び出していくのです
そうして始まった追い山笠。
どの流れも素晴らしい
本当にピリッとして、力強くて、それでいてさっぱりと爽快で。。。
やっぱりこれぞ博多のお祭りだ〜
そしてですね、今年のラストもすごかったとです〜〜〜(博多弁丸出し)
白い煙に紅白歌合戦のような紙吹雪
博多っ子の誇り、博多祇園山笠の一場面。。。
よろしければ、どうぞご堪能ください
八番山笠 上川端通流
表標題『船弁慶(フナベンケイ)』
見送り標題『花咲爺(ハナサカジジイ)』
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