うちの娘はアニヲタです^^;
なので、必然的に、娘が見るアニメをときどき一緒に見ることがあります。
最初はな〜んとなく見ているのだけど、それがなかなかおもしろくて、いつのまにか惹きこまれて本気で見入ってたりしちゃうんですよね 笑
そんなアニメの中のひとつ、『ハイキュー!!』。
2週間の期間限定での映画の上映があったので、昨日娘のお供で行ってきました。
おもしろかった
なんというか、観たあと、すごくいい気持になるんだよね。
心がきれいになって、軽くなる感じ。
爽やかで、涼やか。
まっすぐで気持ちいい。
それも、ただ単純に軽いだけじゃなくて、心の変化の機微がよく描かれていて、深い。
自分が子どもの頃に見ていた根性もののスポーツアニメとは全然違うんだよな〜。
自分の時代は、アタックNo.1とか、巨人の星とか、エースをねらえとか。。。←年齢バレバレやん
当時の作品に描かれていたのは、
厳しい上下関係、
凄まじい敵と味方の確執、
時には味方どうしが足を引っ張り合い、
血と汗にじませて、苦しい、辛い、我慢を乗り越えて、
あり得ないような意地悪や陰謀、不運の中を反骨精神でくぐり抜け、
最後の最後にやっと勝ち取る勝利。。。
そんな勝ち負けや善悪のジャッジという他者との分離感、忍耐、我慢の世界観。
わあーーー、なんて重いのぉ? なんて暗いのぉ? 笑!!
でも、昭和の時代は、それこそが幸せへの道だったんだね。
苦労は美徳。
苦労するからこそ、その先に勝利がある、みたいな。
だから昭和の時代の人は、なかなかそこから抜けられなかったりする。
でも、いまのアニメは違うのね
『ハイキュー!!』に描かれているのは、青春の中で繰り広げられる、愛と感謝の心で楽しむ調和の世界観
そこには、上も下もない。
敵なんてない。
完璧な人はいなくて、みんなで補い合ってひとつのチームが出来上がる。
それも依存関係はなく、なあなあの甘えもない。
ひとりひとりが個性を大切にしながら自立して、お互いを成長させていく。
もちろん、スポーツだから勝ち負けはあるんだけど、
それは人間としての勝ち負けではない。
過去は関係なくさっぱりと流し、「いま」をまっすぐに生きる気持ちのいい主人公たちの姿がある。
「壁にぶち当たった時はそれを超えるチャンスだ!!」
「あいつが目の前に来るとワクワクするんだ!」
「どんなことでも、やってみるから始まるんだ!」
目の前の試練には正面から向き合って、真剣に対峙していく。
深刻にではなく、真剣に。
そうして苦手な敵や、怖いと思っていたことをも、視点を変えて、楽しみながら自分の成長の糧にしちゃう!
その時の根性、努力というニュアンスも、昔のそれとは質が違う。
苦しい、辛いものではなくて、
もっと軽やかで前向きで調和的なもの。
いままでとは違う乗り越え方。
いままでとは違う解決方法。
これぞ、新しい時代の在り方
つくづく、時代は変わったんだねー
と、隣で萌えている娘を横目に
思いっ切り青春スポーツアニメを楽しんでしまった母なのでありました
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